尿酸値 低い 痛風 発作

尿酸値が低い人でも発作が起きる痛風の治療法

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ある日突然足の親指付け根などに激痛が発生する病気として知られる痛風は、一般に尿酸値の高い人ほど発症リスクが高いと言われています。
血液中の尿酸が増えすぎると結晶化し、それが関節に溜まって発作が起きるのです。
尿酸の材料となるプリン体は、ほとんどすべての食品に含まれていると言われています。

 

プリン体は細胞の核を構成する物質で、人間の細胞にも含まれています。
このプリン体が肝臓で代謝されて尿酸に変わり、通常は尿で排出されます。
プリン体の過剰摂取などで尿酸の量が増えすぎると、排出できずに血液中の尿酸値が高くなります。

 

尿酸は比重の重い物質なので、重力の関係で足の指の関節に溜まりやすくなるのです。
足は体内でも温度が低い部位のため、尿酸の分解がさらに進まなくなります。
すると関節に溜まった尿酸の結晶を細菌だと勘違いして、好中球が集まってきます。

 

白血球でも半数以上を占める好中球は細菌を食べてくれる免疫の担い手ですが、好中球が活発に働くと強い免疫反応が起こります。
その結果として痛風の激しい痛みや患部の腫れが起きるのです。
痛風患者のうち、およそ4分の1は尿酸値が正常だと言われています。

 

尿酸値が低い人でも痛風の発作が起きるのは、水分不足や激しい運動などで尿酸が結晶化されることが原因とも考えられます。
発作が起きるプロセスには不明な点も多く、免疫の異常によって発症している可能性もあるのです。

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痛風の痛みは骨折したときの痛みと同等か、それ以上とも言われています。
そのため骨が折れたと勘違いして整形外科を受診する人もいますが、むしろ内科の方が適切な治療を受けられます。
治療の際には各種の薬が使われます。

 

激痛を引き起こしている直接の犯人は好中球ですので、この白血球の活動を抑える薬が欠かせません。
その上で患部の炎症と痛みを抑えるための消炎鎮痛薬が処方されます。
患部は熱を帯びていることが多く、温めると症状が悪化しかねません。
そのため入浴は厳禁で、むしろ冷やした方が痛みを鎮める効果を得られます。

 

尿酸値を下げるためには水分を多く摂取し、尿を増やす必要もあります。
利尿剤も処方されますが、緑茶やコーヒーに含まれるカフェインにも利尿作用があるので同じ効果が期待できます。
尿を多く出して尿酸をできるだけ排出させることが、症状の軽減につながるのです。

 

一方では尿酸値の低い人でも痛風発作が起きる場合があるのですから、そうした人は別の対策も考えなければなりません。
ストレスも尿酸の結晶化を促す原因と言われているため、精神面でのリラックスを心がけることが推奨されます。
筋肉に極端な負荷をかける運動もまた、筋肉細胞からのプリン体流出につながるので避けた方が無難です。

 

食事の工夫も症状緩和に役立ちます。
クエン酸に痛風症状を和らげる作用がありますので、柑橘類や梅干・トマトなどを積極的に摂取するといいでしょう。

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